パニック障害は薬で完治する？

パニック障害を治す方法としては、いくつか方法があります。

今では、自宅でパニック障害を克服させる方法もあるのですが、
このページでは、パニック障害の薬について解説したいと思います。

もしかしたら、すでに薬を服用しているなんて方もいるかもしれませんが、
ぜひ参考にしてみてください。


パニック障害は薬で完治する？

パニック障害は薬で完治するものなのか？

一般的に、パニック障害と診断された場合は、薬物療法が始まります。

パニック障害で使用される薬には、抗不安薬や抗うつ薬です。

ですが、飲んだからと言っても、即効性はありません。

抗うつ薬の場合、その効果が現れるまでには、約２〜３週間かかるでしょう。

もちろん、その間、薬をずっと飲み続けなければなりません。

また、薬には合う合わないもありますので、処方された薬が
絶対に自分に合っているとも限りません。

パニック障害の場合は、強い不安を感じますので、その不安に対処する為に、
抗不安薬が併せて出されます。

抗不安薬にも色んな種類があって、短期作用型・中期作用型・長期作用型
と言うように作用時間が違っています。

抗不安薬は、予期不安や広場恐怖に対する不安を和らげる効果が期待出来ます。

ただ、抗不安薬を持っていると言うだけでも、安心感が得られる場合があります。

これは患者にとっても、大きな意味がありますよね。

当然ですが、薬は医師と相談した上で、症状に合ったものが出されます。

パニック障害は、大抵は一時的な病気なのですが、その間を乗り切る為にも、
薬物療法は大切です。

ですが、特効薬ではありませんので、治す為薬ではなく、
症状を和らげる為の薬であると認識した方がいいでしょう。

また、薬に頼りっぱなしでは、完治したことになりません。

最終的には、薬に頼ることなく、パニック障害を克服する必要があります。

それには、パニック障害を克服すると言った強い意志を持たなければいけません。

「パニック発作が起こったらどうしよう」とマイナスな気持ちではなく、
自分の中で、「私は大丈夫」と言う気持ちになることが大事です。