パニック障害と同じような病気で自律神経失調症があります。
なかなか見分けをつけるのが難しいといわれていますが、
これら2つの病気は関係しているのでしょうか?
こちらで詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
パニック障害と自律神経失調症の関係は?
パニック障害と自律神経失調症には、一体どういった関係があるか?
実際に、パニック障害と自律神経失調症は、大変、症状が似通っています。
ですので、診断を付ける事はとても難しいようです。
ちなみに、自律神経失調症ですが、これは、交感神経と副交感神経のバランスが
乱れてしまった状態で、それにより色々な症状を引き起こすとされています。
その代表的な症状ですが、動悸・発汗・頻脈・下痢や便秘を繰り返すと言ったものが現れます。
もちろん、特に意識していなくても起こってしまいます。
そして、パニック障害の原因ですが、こちらは脳の神経伝達物質の異常が原因で
起きていると言われています。
うつ病などは精神的なストレスが要因になることが多いようですが、
パニック障害はそうでないことが多いと考えられています。
パニック障害の主な症状では、パニック発作があります。
パニック発作はほんの少しの刺激に敏感に反応して起こります。
動悸や冷や汗などと言った症状が、激しい発作として起こるのですが、
そのあまりの激しさは人によっては死を感じてしまうほどです。
また、発作の時間ですが、そう長く続くものではない場合が殆どです。
パニック発作の症状自体は激しいものの、その状態が一生続くと言うものではなく、
月日が経つにつれ、発作が軽くなっていきます。
ただし、軽くはなりますが、持続的なものになっていくことが多いようです。
このことをパニック障害の残遺症状と言います。
そして、その残遺症状は自律神経失調症の特徴によく当てはまっているのです。
なのでこれらを見分けるのは難しいと言えるでしょう。